取り組みークロスティホールディングスのDXがめざすものー

業界の「アタリマエ」を変えていく。
クロスティホールディングス
だからこそできるDX。

私たちクロスティホールディングスグループでは、電気工事・水道工事といった、人の暮らしに欠かせないライフラインや建築に関わる仕事を広く手掛けてきました。

人々の暮らしのアタリマエを支える、なくなることのない仕事でありながら、旧態依然とした習慣や処遇から、漠然とした不安や現状に対する不満が多く聞かれるこの業界。
そうした時代遅れの業界の流儀とは一線を画す『働き方改革』としてのDXを、私たちクロスティホールディングスは推進しつづけています。

DX実例example

システム開発・運用・保守の内製化

専属のITエンジニアが入社した2020年から、
実際にグループ内のDXに着手しています。

最初は数名~10数名程度の小規模部門の業務改善を行うため、RPAやローコード開発ツールを使用したアプリ構築などを行ってきました。2021年度からは100人以上の社内ユーザーが使用するWebアプリケーション開発を開始しています。

また、データドリブン経営の実現や2024年度から建設業にも適用される残業の上限規制に対応する目的でBI(Business Intelligence)ツールを導入・活用したり、出先で図面修正などの業務が行えるようにファイルサーバーをクラウド化するなどを進めています。

▲RPA技術やアプリの活用で、これまで人の力で対処していた業務の自動化が可能に。

01

もっと便利に、より使いやすく

デジタル推進室
業務改善担当/R・N

大学卒業後、WEB業界でエンジニアとして働きUターンで札幌に戻ってきました。以前の職場では、自身の技術力が上がっていく嬉しさがある一方で、もっとユーザーに近い環境で働きたいと考えていた時に、見つけたのがエコテック(当時)でした。
エンジニアとしての基礎はあっても全く違う仕事内容。しかも、何もないところからの立ち上げということで期待と不安がありました。

当部署はグループ全体の「IT何でも屋さん」です。PC、スマホのトラブル対応から、導入中の各種Webサービスの管理なども行っています。自身のメインタスクは、業務用アプリなどの内製開発の主導。立ち上げから、設計、開発、運用と、一連の流れに挑戦しています。

会社全体の雰囲気として、ITに対する疑念や嫌悪感がほぼなく、新たな取り組みに対して協力してもらえる風土があるので、モチベーション高く働くことができています。

02

会社の歴史を刻む仕事として

デジタル推進室
業務改善担当/T・H

社内SEとして、社内の困りごとをヒアリングし、問題解決に向けた業務を担っています。

前職では、小売業の受発注処理をしており、業務内容も個人の裁量に任せられることが多い仕事でした。
チームやグループで一丸となり、共に目標に向かう仕事がしたいと考えていた時期に、縁あって現在の職を知り、ITを活用し業務改善に取り組むことを聞いて「面白そう」と感じ、入社しました。

経験も浅く引き出しも少ないので、勉強の毎日です。自分きっかけでコトが進むこともありますし、社員と共に解決策をつくっていくという、とてもやりがいのある仕事です。人の役に立っていることを感じられ、充実感を得ることができています。

当社の規模感でDXを推進する専門部署を持つ建設業は少なく、システムやアプリの内製化は社としての強みです。建設業全体に広がり、業界を変えていくきっかけになれたらと思っています。

03

産学連携について

公立はこだて未来大学×クロスティホールディングス

当社では、公立はこだて未来大学が取り組んでいる「高度ICT演習」に参画しています。
同大学では開学時より「講義中心の教育から学生の自主的な学習を促す教育へ」として、大学教育改革の先駆的な試みとしてプログラムを実施。

「高度ICT演習」は、複数のコースから複数学年の学生が自主的に集まり、複数の教員や企業講師のサポートの下で進める演習活動です。
自らが主体的に動き、考え、実践するカリキュラムにより、将来、最適な情報システムを構築することができるシステムエンジニアやITエキスパートの人材創出が期待できます。

当社では、上記参画に加え、インターンシップの受け入れを行っています。未来ある若い人たちの力となれるよう、引き続き尽力してまいります。