代表取締役 林 秀樹
クロスティホールディングスには、電気・空調、給排水、住宅設備メンテナンス、設備・資材調達、不動産、建築、内装工事、工事・人材育成の8つの事業会社があります。各グループ会社のシナジーの強化や人材育成を担うのが『ホールディングス』の役割です。財務や戦略はもちろん、マーケティングや人事、教育、IT、法務、CSRなど、全社に必要な事項を整理し、知見を高め、各グループ会社に広めていくために、2021年にホールディングス化をしました。
いまなおアナログな手法が多く残る建設業界。書類がFAXで届き、返信受付もFAXのみ、というケースもザラにあります。マンパワーも必要で、人的ミスが起こりえる可能性もあります。
私たちは、プロセスごとの効率化だけではなく、IT導入による業務効率化と生産性向上を図る『DX』を推進することで、グループ企業のみならず、社会のビジネスの仕組みそのものを変革させ、業界全体の課題解決につなげていけたらと考えています。
建設・建築業界は他に比べ、その抱えている特有の課題を背景として、DXへの注目度が高い業界はないでしょうか。とはいえ、一般に流通している建築の現場で活用できる各システムは、現場の実態に合っていないこともあります。私たちがシステムやアプリの内製化に取り組んでいるのは、実情に合った、かゆいところに手の届く、本当に使いやすいものとするためです。
情報システム部デジタル推進室は、もともとは部門ではなく、各部署との連携を行うチームとしてスタートしました。グループ全体を俯瞰することで、問題点と解決策が見えてきたこともあり、新規事業部として立ち上げました。
いろいろと模索中ではありますが、社員の声に耳を傾け、働きやすい職場環境を整え、地域の皆さまの快適で安心な暮らしを支えていけるよう注力していきたいと思っております。